乳飲料

普段、乳酸菌を多量に摂取できる食品に、はっ酵乳と乳酸菌飲料があります。

乳酸菌の効果に対する認知が広がり、様々な乳酸菌飲料が販売されています。

はっ酵乳と乳酸菌飲料は、厚生労働省の乳及び乳製品の成分規格等に関する省令(乳等省令)によって成分規格が定められ、下記のように分類されています。

発酵乳の種類

はっ酵乳の種類は、乳を出す家畜が山羊、羊、馬などがありそれぞれの乳を原料とした飲料があります。

発酵の種類は、乳酸菌によるものだけではなく酵母の発酵によるはっ酵乳もあります。

日本の法律では、乳又はこれと同等以上の無脂乳固形分を含む乳等を乳酸菌又は酵母ではっ酵させ、糊状又は液状にしたもの又はこれらを凍結したものとされています。

糊状にしたものに分類されるはっ酵乳

ハードヨーグルト

乳等を発酵させ、寒天やゼラチン等で固めたもの又はこれに果汁、甘味料、香料等を加えたもの。

ソフトヨーグルト

乳等を発酵させ、カードを形成させたもの又はこれに果汁、果肉、甘味料等を加え攪拌し、糊状にしたもの。

液状にしたもの」に分類されるはっ酵乳

飲むヨーグルト(ドリンクヨーグルト)

発酵によってできたカードを砕いて液状にしたもの又はこれに果汁、果肉、甘味料、香料等を加えたもの。

凍結したものに分類されるはっ酵乳

フローズンヨーグルト

乳等を発酵させたものを攪拌しながらアイスクリームと同じように凍結させたもの又はこれに果汁、果肉、甘味料、香料等を加えたもの。

発酵乳の特徴

たんぱく質が消化吸収されやすい

はっ酵乳は、牛乳を乳酸菌が発酵させているので、牛乳に含まれるたんぱく質が分解され、消化吸収されやすくなっています。

下痢の心配が少ない

日本人には、牛乳を飲むと下痢をする乳不耐症の人が欧米と比べると多いとされます。

乳不耐症とは、牛乳に含まれる乳糖(ラクトース)を分解する酵素(ラクターゼ)が欠乏しているか、全く持っていない人に見られる症状です。

ラクターゼは、一般に乳幼児に多く、成人には少ないとされますが、アジアは、約95%の人がラクターゼが欠乏しているとされます。

乳酸菌で牛乳を乳酸発酵させたはっ酵乳は、乳糖が一部分解されているので、小腸に到達して更に乳酸菌のラクターゼが乳糖を分解するため下痢になりにくいのです。

保存性がよい

はっ酵乳や乳酸菌飲料は、乳酸菌が産生する乳酸により製品のpHが低くなっており、腐敗菌の増殖が抑えられ、牛乳に比べて保存性が高いです。

風味が高い

乳酸菌は、発酵の過程で乳酸や芳香成分を産生するので、酸味や好ましい香を付与し風味が増します。

乳酸菌飲料の保存

開封せず、10℃以下で保存した場合、賞味期限内は菌数、栄養価、風味など品質に変わりはありません。

なお、開封した場合は、なるべくお早めにご飲食ください。

はっ酵乳、乳酸菌飲料の製品中には、生きた乳酸菌が入っていますので、室温に放置しておくと、酸味が増すなど風味が劣化します。保存する場合は、10℃以下の冷蔵庫で保存してください。

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